みんなが普段使ってるお金。
生活をしていく上で切り離せないものだし、資本主義社会の現代の中ではお金が全てという部分もあります。
前回のウクライナ問題についても、「真実を知りたければお金の流れを追え」という話もしました。

そして世の中の真相に迫る時、都市伝説や陰謀論者と言われてしまうのは、みんなが金融の仕組みやお金に対して理解してない部分も大きいと感じています。
なのでこれから数回に分けて、【お金の話】をしていきたいと思います。
お金とは
まずそもそもお金とは何なのか?ですが、日本では日銀が発行する日本銀行券が通貨。
そして、それら世界各国の通貨の基軸通貨になるのがアメリカのFRBが発行するドルに現代はなっています。
お金の歴史の始まりは、物々交換の道具として貝殻などを使った事から始まったと言われてます。
その後、より価値を保証するために貴重な金などを使ったコインに変わっていきます。
ただ金は重く、持ち運ぶのに問題などがあるので、預かり所として銀行が誕生し、その預かり券としての紙幣が誕生します。
日本ではお米が通貨だった
お金は人類が生み出した、非常に便利な発明であり、現代社会の血流と言われてます。
ですが同時に様々な問題も産み、人々がお金で苦しんだり、戦争なども引き起こしてます。
ちなみに日本では古くは長いこと「お米」を通貨の代わりにしていました。権力のない一般民衆では金、銀、銅などはあまり手に入れられず、保管が出来て実用性のある米を使っていたのは非常に理にかなってると思います。
金本位制
昔、国際通貨としてのコインには金の他に銀や銅などもありましたが、貿易などで為替の基準になるものが必要なので、世界基準として長らく金本位制の時代がありました。
その後、大英帝国の繁栄と共にイギリスのイングランド銀行が発行するポンドが基軸通貨になり、その流れが世界大戦後に力を持ったアメリカのドルに代わりました。
同時に世界各国に国が金や銀と交換を保証する中央銀行が出来ていった時代です。
銀座と金座
余談ですが、東京の銀座は銀貨を作る銀貨鋳造所があったのでその名前になりました。
もちろんなので金貨を作る金座もありましたが、そこは地名は残らず、その場所に今の日本の中央銀行である日本銀行の本社があります。
ニクソンショック
ちなみに現在までに発掘されてる金の総量は約18万トン位で、これはオリンピックの公式プール約4杯分ほどと言われてます。
なので希少価値が出てくるのは、銀なども同じです。
それを各国の中央銀行が交換出来る券として発行した紙幣も、価値を保証出来ると信用されてました。
そこで歴史に残る大事件が起こるのです。
1971年に当時アメリカの大統領である、リチャード・ニクソンが発表したニクソンショックです。
その頃、ベトナム戦争などの影響で大量のお金が必要になり、紙幣を大幅に刷る必要になったため、ドルと金との交換を停止させたのです。
もう当時は金を通貨として使ってるわけではなく、紙である紙幣をみんな信用しているからこれがお金で良いじゃないかと。。
一万円札の価値
ちなみに日本の一万円札を作るのにかかる費用は、1枚20円ほどだそうです。
要するに実質20円で作れるものを、10,000円としての価値で使っているのです。
新しい通貨の時代へ
そしてこれからはまた新しい通貨の時代へ入っていきます。
デジタル通貨
それがコンピューターやインターネット技術を使ったデジタル通貨です。
もうすでに楽天ペイやSuicaなどの電子マネーをみんな普通に日常で使ってますよね。
それを今度は各国中央銀行が作るデジタル通貨に変わっていくと思われます。
中国のデジタル人民元など有名ですよね。
それらはCBDC(Central Bank Digital Currency)Central Bank Digital Currency」とか、日本では「中央銀行発行デジタル通貨」とか呼ばれてます。
次の基軸通貨はそれらのどれかになり、そのための覇権争いみたいなものが、世界の裏側でもう行われてると思っておくべきでしょう。
楽天ペイとPayPayの世界の国同士版みたいな感じで。
仮想通貨
それともう一つ忘れてならないデジタル通貨が、ビットコインなどの仮想通貨と呼ばれるもの。
先に述べた現代貨幣の問題や、中央政権型の社会を変えるためにブロックチェーン技術を使った暗号資産をコインとして通貨に利用しようという動きです。

国家としてのCBDC、企業が作るApple payや楽天ペイ、民衆が作る仮想通貨。
それらの覇権争いや技術の進歩が楽しみだけど、個人的には市民が平等に作って管理出来る仮想通貨の時代が来たら楽しみだと思ってます。
オススメの仮想通貨取引所
その仮想通貨の中でも、種類が沢山あり覇権争いも続きますが今のうちから投資やNFTの利用をしていく事をオススメします。
コインチェック
ビットフライヤー
まとめ
今回はお金の歴史や、現在の貨幣のお話でした。
世界の歴史や権力を見ていくには、お金を見ていくのが1番だと思います。
お金の話は書きたい事が多すぎて、情報をまとめるのが大変ですが少しずつ発信していこうと思います。
とりあえず次回は中央銀行とその闇についてもう少し深掘りしていきますね。

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