今回は陰謀論の決定版であり、現在の世界支配構造の発端になったと噂されるある事件についてのお話しです。
中央銀行の闇
まず現在のお金の仕組みを理解するために前回、前々回で通貨や中央銀行の話をしました。
1回目は通貨の歴史とニクソンショックで金本位制から無からお金を作れる話。現在はアメリカのドルが基軸通貨になっている事など。

2回目では通貨発行権を持っていて、通貨の量をコントロールする中央銀行の役割などを解説しました。

その中央銀行こそが陰謀論で言われるブラックボックスになっているかも知れないと言うのが今回のお話です。
ジキル島の秘密会議
FRB創設の秘話
1910年、アメリカのジョージア州にあるジキル島のホテルで極秘の会議が行われていました。
参加者は国際金融資本家の7名。
- ネルソン・オルドリッチ・・・共和党上院議員で院内幹事。全国通貨委員会委員長。J・P・モルガンの投資パートナー。ジョン・D・ロックフェラー・Jr.の義父。
- エイブラハム・アンドリュー・・・連邦財務次官。通貨委員会特別補佐官。
- フランク・ヴァンダーリップ・・・ナショナル・シティー・バンク・オブ・ニューヨーク頭取。ロックフェラーとクーン・ローブ商会を代表。
- ヘンリー・デイヴィソン・・・J・P・モルガン商会の共同経営者。
- チャールズ・ノートン・・・J・P・モルガンのファースト・ナショナル・バンク・オブ・ニューヨークの頭取。
- ベンジャミン・ストロング・・・J・P・モルガンのバンカーズ・トラスト・カンパニー社長。のちにニューヨーク連邦宇準備銀行の初代総裁。
- ポール・ウォーバーグ・・・ロスチャイルド代理人。クーンローブ商会の共同経営者。
隠された真実より引用
この島へは専用の列車を使ったり、偽名を使ったりなどをしてかなり慎重に極秘で集まったらしいです。
ちなみにウォーバーグは銀行の語源になったデルバンコーの現在の名前。他にもJPモルガン、ロスチャイルド、ロックフェラー。都市伝説で良く聞かれる名前が載ってますね。
ジキル島で行われたのはFRB創設のための会議。
当時アメリカには中央銀行設立に反対の意見が多かったのですが、彼らは政権も操りウッドロー・ウィルソンを大統領にさせ、1913年にFRB(米連邦準備制度)を開設します。
中央銀行を乗っ取られたという事は、その国を支配されたようなものです。
ウッドロー・ウィルソンは、晩年になって連邦準備制度設立に加担したことを後悔して、こう言い残した。
「私はうっかりして、自分の国を滅亡させてしまいました。大きな産業国家は、その国自身のクレジットシステムによって管理されています。私たちのクレジットシステムは一点に集結しました。したがって国家の成長と私たちのすべての活動は、ほんのわずかな人たちの手の中に有ります。私たちは文明開化した世界においての支配された政治、ほとんど完全に管理された最悪の統治の国に陥ったのです。」隠された真実より引用
これが陰謀論などで金融資本家達に世界が支配されてるという構造の、大きな出来事になります。
アメリカは自由の国として有名ですが、それまでの世界のあらゆる国で行われてたように、この時彼らの手に落ちるのです。
タイタニック沈没の理由
その後、アメリカは歴代大統領などが自国の通貨発行権を取り戻そうとしますが失敗します。
それが時の大統領ケネディ暗殺の真相とも言われてます。
これらに関係しそうな事件は数多くあり、先に述べたFRB創設に反対してた人達の話。
映画で有名な『タイタニック』号沈没は、彼らによって仕掛けられたとも噂されてます。
ロスチャイルドによる金融支配構造
FRB創設と同時にアメリカで所得税の徴収も始まりました。
完全に国民を支配できるシステム。
これがロスチャイルドによる金融支配と言われる仕組みですね。
日銀の創設もロスチャイルド
その支配は世界中で行われてます。
もちろん日本も。
日本の銀行や日銀を作った松方正義や渋沢栄一は、フランスのロスチャイルド家の指導を受けていたとされてます。

ロスチャイルドに関してはまたブログで詳しく取り上げたいと思いますが、本当に教科書やメディアで語られないのが不思議なくらい世界史として重要な一族です。
最近コチラの本も増版されたり、注目を集めてるので一度は学んでみるべきだと思います。
仮想通貨の闇
これら世界の歴史や金融の真実は分かりませんが、物事の裏表を学んで想像する事は大事だと思います。
このブログでは仮想通貨が現在の金融システムを変え、非中央政権型の世の中になる可能性を伝えてきました。
だけど逆の見方も出来るのです。
仮想通貨であればブロックチェーン技術の管理システムを使い、所得隠しや脱税も出来なくなります。同時に消費者が何にいつお金を使ったかも完全に把握出来ます。
国や支配者層が、国民を管理する上ではうってつけのシステムにもなりえますよね。
まあどちらにしよ、仮想通貨の価値は上がる可能性はあるので自分は投資として考えていきます。
はじめての暗号資産はコインチェック
まとめ
今回は現在の基軸通貨であるドルの発行権を持つ、FRB創設のきっかけになったジキル島の会議についてまとめてみました。
ちなみに表の部分も話ておきたいので、日本の紙幣のお話をしておきます。
国立印刷局のHP
日本の場合は小銭である硬貨は造幣局が製造してます。
紙幣の方は、財務省、日銀の管理のもと国立印刷局が行ってます。
国立印刷局のHPでは紙幣の歴史や製造工程なども学べるので是非みて学んで下さい。

では次回はお金の話として「国債」について取り上げていこうと思います。

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